小屋づくり

小屋の基礎の作り方・束石の置き方や間隔は?|DIY小屋づくり

小屋の基礎が完成

今回は小屋の土台になる基礎を作っていきます。

「束石の置き方」や「基礎の固め方」など参考になれば嬉しいです。

・束石の距離・間隔は?

・束石の長さは?

・どれくらい埋めるの?

・束石は何で固めるの?

・束石の下は何を敷いてるの?

そんな疑問を解決していきたいと思います。

束石の置く穴を掘る

スコップで穴を掘る

小屋の大きさを考えておおよその場所をスコップで掘っていきます。

僕は普通のスコップをつかいましたが、これから買う方には腹式シャベル(穴掘りシャベル)があった方がいいと思います。

よくある鉄やステンレスの普通のスコップだと深く掘ろうとすると穴が横に広がっていって大変です。

腹式ショベルは穴を狭い範囲で深く掘れるからだいぶ効率良く掘れるのになぁ。と思いながら僕は普通のスコップで頑張りました。

スコップをこれから用意する方は腹式ショベルをおすすめします。

穴を掘る深さは?

穴の深さ=「束石の高さ」+「路盤材の厚さ」−「束石が地面から出る長さ」

僕の場合だと

・束石の高さが450mm

・路盤材を厚さ100mm

・束石が地面から100mm出るようにしたいので

「450+100−100=450」になります。

450mmの穴を掘りました。

 

土を叩くので目標の深さより浅めに掘ります。

タンパーで叩いて土が固まった状態で目標の深さになるようにします。

杭を打って水糸を張る

杭(くい)がなかったので、細めの木の先端を切ってDIYで杭を作りました。

木材を切って先端を尖らす

水糸の張り方

水糸を張っている

水糸を張るのは初めてでしたが意外と簡単にできました。

1本目の杭は水糸の先端に輪っかを作って杭に引っ掛けるだけ。

2本目の杭は写真のように水糸をクルクルと巻きつけたら、あとは写真の左手側の一本の水糸をクルクルと巻きつけた水糸の上に持ってくるだけです。

路盤材を敷いて転圧する

路盤材を敷く

厚さ100ミリくらいの路盤材を敷いてお手製のタンパーで叩いて転圧します。

タンパーで路盤材を転圧する

タンパーは太めの木材の両側に2×4の木材をビスでとめて作りました。わざわざ買わなくてもこれで十分です。

束石を置く間隔(ピッチ)は?

地面に束石を並べた

束石の置く間隔は約1200mmずつにしました。

型枠をつくる

DIYで作った型枠

穴の内径が200mmになるように型枠をつくりました。

20mm厚の木材を使っています。

コンクリートづくり(すてこん作り)

基礎に使うコンクリート

基礎にはモルタルを使う人もいますが、ぼくはコンクリートを使うことにしました。

コンクリートをつくる(水とまぜる)商品はどれがオススメ?

基礎に使うには何を使えばいいのか質問がありましたが、ぼくはコメリの「ベストモルタル」を使いました。

水を混ぜるだけなので楽でした。

水の量はだいだいです。笑

柔らかすぎず良い感じなくらい入れてます。

路盤材の上に厚さ100mmのコンクリートの土台、いわゆる「すてこん」をつくります。

コンクリートを打設して高さを合わせる

小屋の基礎づくりの途中 型枠にコンクリートを流し込む

まずは型枠にコンクリート流し込む。

型枠入れたコンクリートの高さを合わせる

レーザー墨出し器を使って、コンクリートの高さを合わせていきます。

木材に線を書いてレーザーと同じ高さになるように調整していきます。

コンクリートが固まったらすてこんは出来上がり。

束石の水平をとる

束石の水平をとる

すてこんと束石をくっつけるようにコンクリートで固める

束石を型枠の中で固めてる

コンクリートを流し込む前に束石を30分くらい水で濡らしておきます。

そうすることでコンクリートの効果不良を防ぐことができます。

これで全部の基礎が完成しました。

あとは穴を埋めて土をならします。

小屋の基礎が完成

これで小屋の基礎づくりは完成です。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。